化粧箱
けしょうばこ
名詞
標準
fancy box
文例 · 用例
わたくしは、しばらくは何もかも忘れて製菓会社の包装室で、ビスケットを化粧箱に詰める仕事を働きました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
Kはさつきこゝに来る前に、女が剃刀を信玄袋の中から出してゐるのを目にして、といふやうな顔をすると、女はそれを言ひ解くやうに、「だつて、顔が汚くなつたんですもの」と言つて、そしてそれを化粧箱の中へ入れて来たことを思ひ起した。
— 田山録弥 『浴室』 青空文庫
あのバスケツトを持つて、あの旅行用の化粧箱をその中に入れて、父親に送られて、自動車で家を出ただらう。
— 田山録弥 『海をわたる』 青空文庫
彼女は丸い、黒い、径二寸位の化粧箱を持っている。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
「此方側に回つて、妾がお化粧をする間、これをおさへてゐて頂戴な――」 ローラが化粧箱を叩くので、滝本はシートを向ふ前に座り直して額ぶちでもさゝげる見たいに鏡をその顔の先に持ちあげた。
— 牧野信一 『南風譜』 青空文庫
無論博士の心の臓は化粧箱に入れた儘、奈良の屋形に残してゐるに相違なかつたが、博士は直ぐその後を慕つて、遙々博多まで下つて往つた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
ハダカ電燈のつり下ったせまい台の上に立て鏡だの大きなはけの見える化粧箱がおかれていて一寸見には楽屋かと思える場所で、若い娘が手紙をかいている画である。
— 宮本百合子 『さしえ』 青空文庫
男は早くから化粧箱と着物を持って出かけてしまった。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
作例 · 標準
贈答品のお菓子は、立派な化粧箱に入っていて高級感がある。
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引き出物を選びにデパートに行くと、色々な化粧箱が並んでいた。
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開けるのがもったいないくらい美しい化粧箱だ。
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標準
vanity case
作例 · 標準
母は海外旅行に行くとき、必ずお気に入りの化粧箱を持っていく。
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この化粧箱は、コンパクトなのに収納力があって便利だ。
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プレゼントにもらった小さな化粧箱には、可愛いアクセサリーが入っていた。
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