臓物
ぞうもつ
名詞
標準
entrails
文例 · 用例
汚い臓物で張り切っていた腹は紙撚のように痩せ細っている。
— 梶井基次郎 『冬の蠅』 青空文庫
肝や臓物を多く食うので胆石病にかかり易い。
— 岡本かの子 『食魔に贈る』 青空文庫
また四斗樽三箇を備えて、血と臓物を貯えしが、皆ことごとく腐敗して悪臭|生温く呼吸を圧し、敷きたる筵は湿気に濡れ、じとじとと濡いたり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
」「臓物」「君は、どうも、詩を知らんね。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
それじゃあ、臓物のアントは?
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
それでも、臓物の買い出しから、牛丼の飯の炊出し、鉢洗い、その他気のつく限りのことを、遊んでいろという木下の言葉も耳にはいらぬ振りして小まめに働いていたが、ふと気がついみると、木下は自分の居候していることを嫌がっているようであった。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
それでも、臓物の買い出しから、牛丼の御飯の炊出し、鉢洗い、その他気のつく限りのことを、遊んでいろという木下の言葉も耳にはいらぬ振りして小まめに働いていたが、ふと気がついてみると、木下は自分の居候していることを嫌がっているようであった。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
その時の当人の胸の内は、赤ん坊が苦しんでも言葉に出せないように、苦しみの原因を人に訴えることも出来ずに、苦しみの上に苦しみがあり、悶えの中に悶えがあり、鋭い刃物で腹を裂き、臓物を洗うようなことでも敢えてしなければ、この身の黒いモヤモヤは無くならないような圧迫を感じる。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
作例 · 標準
焼き肉店で新鮮な臓物を注文した。
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昔は、魚の臓物も無駄なく利用されていた。
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彼は臓物を食べるのが苦手だと言っていた。
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