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分取

ぶんしゅ
名詞動詞-サ変
1
標準
fractionation
文例 · 用例
併し自分の記憶が折々怪しくなる事は認めてゐるので、この女の事位思ひ出されなくても差支ないと思つて、ちよいと出した皿を、まだ女の十分取らないうちに引つ込めた。
DAS FAMILIENFEST 祭日 青空文庫
蓑吉はもう大胆に取り澄して、分取ったおもちゃを並べるのに余念ない風をしている。
岡本かの子 青空文庫
今三眼を一眼に摂し、一眼を三眼に分取した眼によって、宇宙を見る事とする。
岡本かの子 阿難と呪術師の娘 青空文庫
気分の波の高低はかなりあるにしても、精神の活気も大分取戻しているのだ。
中島敦 光と風と夢 青空文庫
今のわが邦人の多くはこれに反し、自分に何たる精誠も熱心もなきに、水の分量から薬の手加減まで解りもせぬ事を根問いして、半信半疑で鼻唄半分取り懸るから到底物にならぬ。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
見事に貸し分取り立てて見するかな」「御念までもござりませぬ。
三河に現れた退屈男 旗本退屈男 第五話 青空文庫
「武一の奴が、馬鹿な自惚れを出して、お前んとこの親父の借金証書に判など捺しやがつたから、彼奴の知らない間にラツキーを金利の代償に分取つてやつたまでさ。
牧野信一 南風譜 青空文庫
世界の最も完全なる文化を形作る爲には、自分で從來有つて居つた文化の價値を十分に認めて、さうして何處までも其長處を保持して、更に他の長處も十分取入れるといふことが必要であつて、自分の文化に心醉して、他の文化を全く排除するといふことは、決して最良の手段ではないと思ふのであります。
内藤湖南 日本文化とは何ぞや(其二) 青空文庫
作例 · 標準
液体クロマトグラフィーを用いて、混合物から特定の成分を分取した。
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分取した液体をさらに精製し、高純度の結晶を取り出すことに成功した。
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この装置はオートサンプラーを備えており、夜間でも自動で分取作業が行える。
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