楷行草
かいぎょうそう
名詞
標準
printed, semi-cursive, and cursive scripts
文例 · 用例
書院風と云つても、まあ、楷行草の行にあたる奴ださうですな」 神谷は、聞いた通りを、相手が建築美術の大家とは識らず弁じ立て、あとでさうと知つて頭を掻いた。
— 岸田國士 『双面神』 青空文庫
次に特筆すべきは、狂歌の第一人者野崎左文翁の筆蹟であり、翁は左筆であるが、実に天賦の筆蹟ともいうべきもので、筆法にも字体にも目立つほどの異風はなく、いかなる細字でも明晰にすらすらと書き流し、しかも楷行草自由自在、原稿の如きはもったいないほど綺麗である。
— 山本笑月 『明治世相百話』 青空文庫