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母猫

ははねこ
名詞
1
標準
文例 · 用例
人間のこしらえてやった寝床ではどうしても安心ができないと見えて、母猫はいつのまにか納戸の高い棚の奥に四匹をくわえ込んだ。
寺田寅彦 子猫 青空文庫
よく手まめに母猫を出したり入れたりする、誰彼が。
一九三九年(昭和十四年) 獄中への手紙 青空文庫
それから暫くすると何処とも知れず、予猫の小さな鳴き声が聴え、人を避ける母猫の目が一段と険悪に見えた。
柳田國男 どら猫観察記 青空文庫
母猫が生きている時分は、母猫が利口であったから、よく子猫たちを統御して、晩には必ず家へ帰るようにしていたが、親猫が死んでしまうと、とうてい放し飼いでは収拾ができなくなったので、家じゅう網戸にして、一歩も外へ出さないことにし、一番上の姉猫を除いて全員を上手な獣医さんの手で去勢してもらった。
村松梢風 猫料理 青空文庫
こうして 母ネコが 家じゅう さがし回っているうちに、 モペットと ミトンズが いたずらに 乗り出します。
まきまきパンのまき ちょびひげサミュエルのはなし 青空文庫
母ネコが パンやきの したくに 入るのを 見て、 すがたを くらまそうと 心に 決めて。
まきまきパンのまき ちょびひげサミュエルのはなし 青空文庫