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換え

かえ
名詞
1
標準
文例 · 用例
でこれを云い換えて見ると、情調的の歌は味いをもって勝り、思想的材料的の歌は要素をもって勝ると云えるのである。
伊藤左千夫 歌の潤い 青空文庫
その粉の一粒すらが、少しも位地を換えてなかった。
萩原朔太郎 ウォーソン夫人の黒猫 青空文庫
この書は始め八百枚ほどに書いた稿を、三度書き換えて後に五百枚に縮小した。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
或る浅薄な解釈者は、一人称の「私」で書いた小説類を、すべて主観的文学と言っているが、もしそうした小説に於て、「私」という言葉の代りに「彼」を置き、もしくは青野三吉という他人の固有名詞を入れ換えたら、単にそれだけの文字の相違で、主観小説が直ちに客観小説に変ってくるのか?
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
言い換えれば、この現実世界は不満足のもの――肯定できないもの――であって、真に考えらるべき世界は、主観の構成する「観念の中に」実在する。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
然るに理智の反省は、これを概念によって分析し、有機的な統一を無機的に換え、部分を箇々の戸棚に別け、見出しカードの抽斗を付けて索引に便利にする。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
故に吾人の地位を換えて、特殊な個人的の立場で見れば、もちろん一般の通解と異なるところの、別の詩的やプロゼックが有り得るだろう。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
しかしながら質問の言葉を換えて、もし何れが詩人的な人物かと聞くならば、おそらく何人も、多少の困惑と躊躇なしに、答えることができないだろう。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫