薨ずる
こうずる
動詞-ずる変動詞-自動詞
標準
to die (of a nobleman, etc.)
文例 · 用例
懿文太子の薨ずるや、身を挺んでゝ、皇孫は世嫡なり、大統を承けたまわんこと、礼|也、と云いて、内外の疑懼を定め、太孫を立てゝ儲君となせし者は、実に此の劉三吾たりしなり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
その薨ずるや、幕僚相議して、喪を祕せむとせしが、酒井忠勝の言によりて、漸く之を公けにせしを以て、その事情を推するを得べし。
— 大町桂月 『宗吾靈堂』 青空文庫
家定はこれに反して、薨ずる時三十五歳であった。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
薨ずるや諡して章善院、流風永く今日に伝わり、市民今に仰いでいる。
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
嗟乎公薨ずるの日、享年僅に四十有二、識量漸く長じ、威望次第に高きを加へむとするの時に方り、空しく雄志を齎らして永久の眠に就く。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
さて阿仏の訴訟は容易に決まらない中、阿仏は鎌倉で歿し、引きつづいて弘安九年為氏六十五で薨ずると、二条家では嫡子為世がつづいて争い、漸く二十七年たって正和二年、冷泉為相の勝訴となった。
— 風巻景次郎 『中世の文学伝統』 青空文庫
これは天上皇帝の神勅を賜わって、わが日の本に摩利の教を布こうずる摩利信乃法師と申すものじゃ。
— 芥川龍之介 『邪宗門』 青空文庫
作例 · 標準
公爵は病の末、家族に見守られながら静かにその邸宅で薨じた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
歴史書には、時の皇太子が若くして薨じたことが国を揺るがす大事件として記されている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
領民に慕われた藩主が薨じると、城下町は深い悲しみに包まれ三日間喪に服した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview