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鷁首

げきしゅ
名詞
1
標準
文例 · 用例
舷は藍、萌黄の翼で、頭にも尾にも紅を塗った、鷁首の船の屋形造。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
……鷁首の船は、その島へ志すのであるから、滝の口は近寄らないで済むのであったが。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
あの、底知れずの水に浮いた御幣は、やがて壇に登るべき立女形に対して目触りだ、と逸早く取退けさせ、樹立さしいでて蔭ある水に、例の鷁首の船を泛べて、半ば紫の幕を絞った裡には、鎌倉殿をはじめ、客分として、県の顕官、勲位の人々が、杯を置いて籠った。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
舷は藍、萌黄の翼で、頭にも尾にも紅を塗つた、鷁首の船の屋形造。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
……鷁首の船は、其の島へ志すのであるから、竜の口は近寄らないで済むのであつたが。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
あの、底知れずの水に浮いた御幣は、やがて壇に登るべき立女形に対して目触りだ、と逸早く取退けさせ、樹立さしいでて蔭ある水に、例の鷁首の船を泛べて、半ば紫の幕を絞つた裡には、鎌倉殿をはじめ、客分として、県の顕官、勲位の人々が、杯を置いて籠つた。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
龍頭また鷁首にして、碧丹、藍紅を彩れる樓船なす御神輿の方が、います靈とともに、人の波を思ふまゝ釣るのである。
泉鏡太郎 祭のこと 青空文庫
竜頭鷁首の船はすっかり唐風に装われてあって、梶取り、棹取りの童侍は髪を耳の上でみずらに結わせて、これも支那風の小童に仕立ててあった。
胡蝶 源氏物語 青空文庫