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押し上げ

おしあげ
名詞頻度ランク #19840 · 青空 9
1
標準
upheaval
文例 · 用例
その声は、のどの最上部にまで、ぐうぐう押し上げて来た。
黒島伝治 渦巻ける烏の群 青空文庫
胸の臓器を全部押し上げて出してしまおうとしているかのような咳をする。
梶井基次郎 のんきな患者 青空文庫
と母が眼鏡を額のほうへ押し上げて女中に訊ねましたら、女中は、軽く咳をして、あの、芹川さまのお兄様が、お嬢さんに鳥渡、と言いにくそうに言って、また二つ三つ咳をいたしました。
太宰治 誰も知らぬ 青空文庫
「パリの屋根の下」で二人の友がけんかをしようとするときに、こわれたレコードのガーガーと鳴り出すその非音楽的な不快な騒音が異常に象徴的な効果をもって場面のやまを頂上へと押し上げる。
寺田寅彦 映画芸術 青空文庫
署長はそこへ爪を入れて押し上げて見たらカラッと硝子は上にのぼった。
宮沢賢治 税務署長の冒険 青空文庫
) と曳々声で、水を押し上げようと努力る気勢。
泉鏡花 海の使者 青空文庫
山賊の娘は、小さなゲルダを押し上げて、トナカイの背中に乗せてくれました。
――七つのお話からできている物語―― 雪の女王 青空文庫
何処をどう歩いて、ドンナ事を考えて来たかわからないまま、熱病患者のようにヘトヘトになっている彼自身の身体と頭を、無理矢理に上へ上へと押し上げながら…… 鉄梯子の上の写真製版室から真白い光明が、眼も眩むばかり射出されていた。
夢野久作 殺人迷路 青空文庫
作例 · 標準
例句