鬢長
ビンチョウ異読 びんちょう
名詞
標準
albacore (Thunnus alalunga)
文例 · 用例
その黄肌鮪だか、鬢長鮪だかと一緒に、悪酒を、なめ、なめ、「あいかわらず、この体だ、といううちにも、一昨々年までは、台湾に一艘帆を揚げていたんだよ。
— 泉鏡花 『雪柳』 青空文庫
が、何分にも、餒れた黄肌鮪鬢長鮪が可恐しい。
— 泉鏡花 『雪柳』 青空文庫
まぐろの中で一番|不味いのは、鬢長という飛魚のような長い鰭を備えているもので、その形によって鬢長というらしい。
— 北大路魯山人 『鮪を食う話』 青空文庫
ところが、この鬢長君も世に出る時が来て、一昨年は盛んに米国へ輸出されて、あんまりバカにならぬことになった。
— 北大路魯山人 『鮪を食う話』 青空文庫
すなわち、米国では鬢長まぐろのサンドイッチを発明してこれが流行したのである。
— 北大路魯山人 『鮪を食う話』 青空文庫
日本では薄遇の鬢長、米国にもてるというので、一昨年のことだ、漁村の仲買人はいっせいに輸出準備をしたのであったが、時も時、鬢長君なにを感じるところあったか、自身米国近海に遊泳したので、昨年は米国において鬢長大漁とあって、日本の鬢長は再び断髪流行の日本に薄遇をこうむることになった。
— 北大路魯山人 『鮪を食う話』 青空文庫
作例 · 標準
新鮮な鬢長の刺身は、とろけるような美味しさだった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
スーパーで鬢長が安売りされていたので、思わず買ってしまった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
釣り上げたばかりの大きな鬢長に、彼は満足げな笑顔を見せた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash