啓蒙活動
けいもうかつどう
名詞
標準
information campaign
文例 · 用例
また、過去のすべての文化的蓄積を最も革命的に利用し得るよう自身を鍛え洗われたものとし、世界観の隅々までをプロレタリアに組織するためには、先ず、文化啓蒙活動をとおしてあらゆる機会に勤労大衆と接触しその一員となることこそ、正しい第一歩であることは明らかであるからである。
— ――「亀のチャーリー」「幼き合唱」「樹のない村」―― 『一連の非プロレタリア的作品』 青空文庫
私はかつて、最近の日本に於ける自然科学の大衆化・自然科学の啓蒙活動・自然科学ジャーナリズムの発達・に因んで、自然科学の思想化的傾向を指摘したが、この思想化的傾向は、自然科学的認識の逸脱ではなくて、自然科学自身の思想的という意味に於て自然科学的な、進歩と見ねばならぬ。
— 戸坂潤 『哲学の現代的意義』 青空文庫
処が一見教育に関係の深そうな啓蒙活動となると、第一にその観念が世間では一般にハッキリしていないばかりでなく、それが社会に於て占めるべき掛けがえのない位置に就いても少しも、徹底した観念が世間では行われていない。
— 戸坂潤 『啓蒙の現代的意味と役割とについて』 青空文庫
この際啓蒙活動は精々知識の普及とか通俗化とか大衆化とかというような形で、教育家の臨時の片手間仕事位いにしか値いしないことになっているようだ。
— 戸坂潤 『啓蒙の現代的意味と役割とについて』 青空文庫
こうしてさし当りの規定を指摘して見ると、現代の日本に於て如何に啓蒙活動が本質的に欠けているか、又それに就いての観念が如何に分散的であるか、そしてそれにも拘らず今日、啓蒙活動がどれ程欠くべからざる或る必要に迫られているか、ということは、自然と気のつく処だろう。
— 戸坂潤 『啓蒙の現代的意味と役割とについて』 青空文庫
つまり資本主義文化の啓蒙活動に於て著しく後れていた当時のドイツは、啓蒙なるものをまず新しい憧憬すべき観念として受け取らねばならなかったのであるがそれだけに啓蒙に就いての理論的分析に念を入れることも出来たし、啓蒙思想の体系的発展をも試みる理由を有ったわけだ。
— 戸坂潤 『啓蒙の現代的意味と役割とについて』 青空文庫
まして現代の又特に日本にとって必要な啓蒙活動の根柢にも亦、この特色がひそんでいると推断することは、一種の歴史主義的な色眼鏡か迷信だろう。
— 戸坂潤 『啓蒙の現代的意味と役割とについて』 青空文庫
之を最もよく云い表わしたものはカントの「啓蒙とは何か」という懸賞応募論文なのだが、夫による啓蒙活動の特色は、要するに政治的活動でないばかりでなく政治的活動であってはならぬのであり、夫は専ら言論文章だけによる活動以外のものであってはならぬ、というのである。
— 戸坂潤 『啓蒙の現代的意味と役割とについて』 青空文庫
作例 · 標準
警察は、特殊詐欺防止のための啓蒙活動に力を入れている。
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地域の健康増進のために、食育に関する啓蒙活動を行っている。
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彼の啓蒙活動のおかげで、多くの人が防災意識を高めた。
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