はんなり
はんなり
副詞-と副詞動詞-サ変
標準
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文例 · 用例
もちっと、はんなりしなはれ」「さあ、どないしたらええやろ。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
そんな、夢の中で豆腐踏んでるみたいな顔をせんと、もっとはんなりしなはれ。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
お歯黒をした気味の悪い口を私の耳に押しつけながらもう涙ぐみ、そして私がわけの判らぬままにキョトンとしていると、もっとはんなりしなはれと叱りつけて、悲しかったらわてといっしょに泣きイ、さア、せえだい泣きイと、言うのです。
— 織田作之助 『アド・バルーン』 青空文庫
着物が素味だつた割に、帯は赤の玉乗り友禅や麻の鹿の子などはんなりしてゐた。
— 上村松園 『写生帖の思ひ出』 青空文庫
分にならるる娵の仕合 利牛はんなりと細工に染る紅うこん 桃鄰鑓持ちばかり戻る夕月 野坡という劈頭に引用されている『炭俵』の一節からは、新しい木綿着物のそれも紅をぼかしたうこん染の袷か何かを着ている初々しい花嫁の姿を描きとってある。
— 中谷宇吉郎 『民族的記憶の名残』 青空文庫
「はんなりと細工に染る」木綿着物からは、まるまると着ぶくれて、健康そうな頬を輝かしている当時の農村の娘たちの生活と、さらに進んでは、その感情までが読みとられるような気がするであろう。
— 中谷宇吉郎 『民族的記憶の名残』 青空文庫
やすくいへばわらのきやはんなり。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
分にならるる娵の仕合 利牛はんなりと細工に染まる紅うこん 桃隣 鑓持ちばかり戻る夕月 野坡 まことに艶麗な句柄である。
— 柳田国男 『木綿以前の事』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の着物は、はんなりとした色合いで、とても京都らしい雰囲気だった。
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料亭の女将は、はんなりとした笑顔でお客を迎えた。
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桜の花がはんなりと咲き誇り、春の訪れを感じさせる。
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