遽然
きょぜん
副詞-と形容詞-たる
標準
sudden
文例 · 用例
相川の周囲は遽然賑かに成った。
— 島崎藤村 『並木』 青空文庫
友達に別れると、遽然相川は気の衰頽を感じた。
— 島崎藤村 『並木』 青空文庫
卒然として生と相背き、遽然として死と相対す、本来の道心此処に動き、本然の真情此処にあらはる、津々として春雨の落花に濺ぐが如く、悠々として秋雲の青山を遶るが如し。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
彼が京都に住せしより声名は遽然として挙がれり。
— 山路愛山 『頼襄を論ず』 青空文庫
遽然丑松は黙つて了つた。
— 島崎藤村 『破戒』 青空文庫
遽然、心の底から閃めいたやうに、憎悪の表情が丑松の顔に上つた。
— 島崎藤村 『破戒』 青空文庫
遽然、二人の僧の声が絶えたので、心づいて眺めた時は、丁度|読経を終つて仏の名を称へるところ。
— 島崎藤村 『破戒』 青空文庫
』 遽然、蓮華寺の住職が説教の座へ上つたので、二人はそれぎり口を噤んで了つた。
— 島崎藤村 『破戒』 青空文庫
作例 · 標準
空が暗くなり、遽然として激しい雨が降り始めた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
予期せぬ知らせに、彼は遽然として顔色を変えた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
会議の途中で、遽然として電話が鳴り響き、一同が驚いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
緊迫した状況は遽然として、一触即発の雰囲気となった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite