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熟期

じゅくき
名詞
1
標準
文例 · 用例
フランスのように人間の可能性を描く近代小説が爛熟期に達している国で、サルトルが極度に追究された人間の可能性を、一度原始状態にひき戻して、精神や観念のヴェールをかぶらぬ肉体を肉体として描くことを、人間の可能性を追究する新しい出発点としたことは、われわれにはやはり新鮮な刺戟である。
織田作之助 可能性の文学 青空文庫
徹底して販売店を重視するという方針を打ち出した高山は、浜田の組み上げた構図を存分に生かしきり、成熟期に入ったPC―9801を売りに売りまくった。
富田倫生 パソコン創世記 青空文庫
今年もかうして水のためにえらい目えして、それでもまあどうかかうか檢査もすまし、いよいよ適熟期といふ時になつて、大風にでも吹かれようもんなら、全く目もあてられんことになるけんのう。
島木健作 生活の探求 青空文庫
葉煙草が適熟期をすぐ眼の前に控へてゐるからである。
島木健作 生活の探求 青空文庫
やがて適熟期が來る。
島木健作 生活の探求 青空文庫
葉煙草の適熟期が近づいて來たので、部落の煙草組合の集りが、今晩、部落長の家であるとの通知があつた。
島木健作 生活の探求 青空文庫
」 集つた六人のうち、駿介を入れて二人の煙草の葉はまだ青く、乾燥も急ぎはしなかつたが、他の四人はもう適熟期にはいつてゐたので、出來るだけ早く日をきめたいと希望した。
島木健作 生活の探求 青空文庫
かうしなければ成熟期がおくれる。
島木健作 生活の探求 青空文庫