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崖頭

がいとう
名詞
1
標準
文例 · 用例
左岸の崖頭を横に搦みて一時間の後之を通過し、三時三十分、再び雪渓。
木暮理太郎 黒部川奥の山旅 青空文庫
崖頭が行けなくなると左に廻って、岩間を塗り固めた雪の壁に鉈で足場を刻み、其内縁を伝いながら岩峰の横を搦んだりなどする。
木暮理太郎 黒部川奥の山旅 青空文庫
これからまた右岸に移って二、三町とも行かぬ中に、崖頭が大きな岩を畳み上げて横が搦めなくなる。
木暮理太郎 黒部川奥の山旅 青空文庫
雑誌『太陽』の第二巻第十二号の地理欄に、当時学士であった山崎博士の「飛鳥山頭の眺望」と題する文が載せてあって、中に田端から遠望した「赤城山から日光の赤薙山まで」の略図と、赤羽台続きの袋村の崖頭から見た「浅間山から赤城山まで」の略図とが挿入してある。
木暮理太郎 望岳都東京 青空文庫
当時の抜萃帖を探って其中の一節、袋村の崖頭から望んだ説明の文を左に抄録する。
木暮理太郎 望岳都東京 青空文庫
其處で私は先頭になつて瀑の頭から崖頭に群がる木の間を左に辛くも切り拔けて、左の小澤との間を下つて行く、傾斜は隨分急であつたが、しなやかな木の枝から枝へと傳ひ、笹の莖を握つて、轉落を防ぐ事が出來る。
沼井鐵太郎 黒岩山を探る 青空文庫