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籟籟

らいらい
形容詞-たる
1
標準
faintly heard (sounds)
文例 · 用例
亨一は昨夜からいらいらし通しで居た。
平出修 計画 青空文庫
あゝ、夢は去らない、びつしよりと汗ばみながらいらいらとした眼で前方を凝視する。
詩集(9)流民詩集2 小熊秀雄全集-10 青空文庫
葉子はまたあんなよけいな事をいうと思いながらいらいらした。
有島武郎 或る女 青空文庫
ガソリンもなくなってはいないし、タイヤにも別条はないので、変だと思って色々しらべていますと、お巡りさんが、こちらを睨んでは、早くしろと催促されますので、なおさらいらいらして、故障の箇所がわかりませんでした。
平林初之輔 鉄の規律 青空文庫
ステーションへつく度に、お島は待遠しいような気がいらいらいした。
徳田秋声 あらくれ 青空文庫
お心に苦しいことがありましてもお気にとめておいであそばさないようにおおようにしておいでになりましたあなた様が、この問題が起こりました時からいらいらとなさいますふうの見えますのはどうしたことでしょう」 とも右近はなだめていた。
浮舟 源氏物語 青空文庫
そうした先生の心をなおさらいらいらさせるかのように、例の胸がむかむかするにおいが、うしろからにおって来る。
海野十三 火星兵団 青空文庫
その日も、ホールとホール夫人がおそい昼食をとっていると、その部屋からいらいらと歩きまわる客の足音がひびき、そのうちにはげしい怒り声とともに、壁になにかをぶつけるけたたましい音がきこえてきた。
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 透明人間 青空文庫
作例 · 標準
風の音か、遠くで籟籟と聞こえる微かな音がした。
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夜の闇の中で、虫の音が籟籟として耳に届く。
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昔の物語には、月夜に籟籟と笛の音が聞こえる場面がよく出てくる。
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