蔀
しとみ
名詞頻度ランク #41034 · 青空 220 例
標準
latticed shutters (in traditional Japanese and Chinese architecture)
文例 · 用例
狭き庭にては高き窓の下、蔀のほとり、あるは檐のさきなどの矮き樹。
— 幸田露伴 『花のいろ/\』 青空文庫
」「紫の池と、黒い潟で……」「蔀を一寸開けて見ようか、」 と魅せられた體で、ト立たうとした。
— 泉鏡太郎 『霰ふる』 青空文庫
」「だつて、緋だの、紫だの、暗い中に、霰に交つて――それだと電がして居るやうだもの……其の蔀をこんな時に開けると、そりや可恐いぜ。
— 泉鏡太郎 『霰ふる』 青空文庫
民也は心に恐怖のある時、其の蔀を開けさしたくなかつた。
— 泉鏡太郎 『霰ふる』 青空文庫
と其の、其處の蔀を開けた。
— 泉鏡太郎 『霰ふる』 青空文庫
「其の時の事を思出すもの、外に何が居ようも知れない時、其の蔀を開けるのは。
— 泉鏡太郎 『霰ふる』 青空文庫
却説、大雷の後の希有なる悲鳴を聞いた夜、客が蔀を開けようとした時の人々の顏は……年月を長く經ても眼前見るやうな、いづれも石を以て刻みなした如きものであつた。
— 泉鏡太郎 『霰ふる』 青空文庫
蔀を上げると、格子戸を上へ切つた……其も鳴るか、簫の笛の如き形した窓のやうな隙間があつて、衝と電光に照される。
— 泉鏡太郎 『霰ふる』 青空文庫
作例 · 標準
伝統的な日本家屋には、日光を調整するための蔀が設けられている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
夕暮れ時、彼は蔀を下ろし、静かに瞑想した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
蔀を通して差し込む光が、室内に美しい陰影を作り出した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash