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町外れ

まちはずれ
名詞
1
標準
outskirts (of a town)
文例 · 用例
さきの日国府津にて宿を拒まれようやくにして捜し当てたる町外れの宿に二階の絃歌を騒がしがりし夕、夕陽の中に富士|足柄を望みし折の嬉しさなど思い出してはあの家こそなど見廻すうちにこゝも後になり、大磯にてはまた乗客増す。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
裾野の草が、人の軒下にはみ出るさびしい町外れとなって、板びさしの突き出た、まん幕の張りめぐらされた木造|小舎に、扶桑本社と標札がある。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
町外れから、曲り拗ねった路や、立木の暗い下を迂路ついて、与平治茶屋まで来た。
小島烏水 雪中富士登山記 青空文庫
浦和の停車場からすぐに町外れへ出て甘藷や里芋やいろいろの畑の中をぶら/\歩いた。
寺田寅彦 寫生紀行 青空文庫
S=離れ 七五郎、傍の若い者に、 「おッ、兄哥さん、お前さんに訊ねるが、あれァ確か武井の御貸元で御座ンすね」 「そうだ」 石松が、 「そうか、あれが武井のども安親分か」 七五郎が若い者に、 「聞きゃ今日の昼間、町外れの街道で武井の御身内が一人斬られなすったと云う話だが。
山中貞雄 森の石松 青空文庫
今から四年前に俺の身内の佐太郎を殺した上、金をとって逃げた神沢の小五郎を今日此の町外れの街道で俺が叩っ斬った。
山中貞雄 森の石松 青空文庫
俺達今、町外れまで送って行ったんだ」 「可笑しいね」 と親爺が首を傾げる。
山中貞雄 森の石松 青空文庫
ことに東京市の町外れを題目とせよとの注意はすこぶる同意であって、自分もかねて思いついていたことである。
国木田独歩 武蔵野 青空文庫
作例 · 標準
町外れの古いパン屋は、地元の人に愛されている。
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彼は町外れの森で迷子になった。
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町外れの寂れたバス停で、一時間に一本しかないバスをじっと待つ。
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