焼け石
やけいし
名詞
標準
hot stone
文例 · 用例
そして伝平は、雀が餌を運ぶようにして、三十銭五十銭と持って帰るのであったが、その端金はまるで焼け石へじゅうじゅうと水を滴らすようなものであった。
— 佐左木俊郎 『馬』 青空文庫
焼け石に油をかけたのだからたまらぬ。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
低い太陽の真下に、アルカラの焼け石道を踏んでぎっしり詰めかけてゆく真摯な闘牛行の人々!
— 血と砂の接吻 『踊る地平線』 青空文庫
曠野と、焼け石と、砂と、烈風と、土地の事情に精通した名主の話は尽きるということを知らなかった。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
私は焼け石に腰をおろしていたその場から文字どおり立ち上がった。
— 永井隆 『この子を残して』 青空文庫
焼け石に水というやつだ。
— 林不忘 『巷説享保図絵』 青空文庫
これはかなり長続きしたのだが、戦争で徴用になり、どういふはずみか、あちこちの軍事工場へ転々と引き廻され、処もあらうに、上州の山の中の、焼け石とスヽキの原のまんなかで、労務に適せずといふ軍医の証明をもらつて、やつと自由なからだになつた。
— 岸田國士 『それができたら』 青空文庫
平次、いい相手だ」 バラバラと乱れ打つ刃、平次はそれをどう掻い潜ったか、半分は同士討をさせて、「ここだ、馬鹿奴ッ」 拳を挙げると、平次の手から、函嶺名物の焼け石が乱れ飛びます。
— お局お六 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
河原で拾ってきた焼け石を鍋に入れ、一気に沸騰させて作る郷土料理を堪能した。
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サウナの中で、熱した焼け石に水をかけると、強烈な蒸気が立ち昇り体感温度が上がる。
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足元に転がっていた焼け石をうっかり素手で触ってしまい、ひどい火傷を負った。
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