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里正

りせい
名詞
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標準
文例 · 用例
十六歳の時、近村の里正今泉氏の壻になって、妻に嫌われ、翌年江戸に奔った。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
智者横井は知行二百石足らずの家とは云ひながら、兎に角細川家の奉行職の子に生れたのに、父は岡山在の里正の子に生れた。
森鴎外 津下四郎左衛門 青空文庫
私の家は代々|備前国|上道郡|浮田村の里正を勤めてゐた。
森鴎外 津下四郎左衛門 青空文庫
私の祖父を里正|津下市郎左衛門と云つた。
森鴎外 津下四郎左衛門 青空文庫
四郎左衛門はすぐにこれに応ぜようとしたが、里正の子で身分が低いので斥けられた。
森鴎外 津下四郎左衛門 青空文庫
此度勇戦隊が編成せられるに就いては、是非共其一員に加はりたいので、早速志願したが、一里正の子だと云ふ廉で御採用にならなかつた。
森鴎外 津下四郎左衛門 青空文庫
父は文政六年九月十三日、丹後国与謝郡加悦村の里正細見氏の二男に生れき。
與謝野禮嚴 禮嚴法師歌集 青空文庫
枕山は飯沼に赴く途次、豊田郡|水海道村を過ぎてその地の里正秋場氏を訪うた。
永井荷風 下谷叢話 青空文庫
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里正(りせい)とは、古代中国および近代以前日本の役職名である。時代により内実に差異があるが、おおよそ民の最上位もしくは官の最下位を行き来し、あるいは官民境界線上にいた役職である。江戸時代の庄屋の原型となり、また、庄屋の別名としても使われた。

出典: 里正 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0