幻辞.com

荘八

そうはち
名詞
1
標準
文例 · 用例
△木村荘八氏――『浅草元日』『幽霊せり出し』等の所謂氏の芝居絵である、幽霊せり出しはテーマは賛成だが、氏にして良くロートレックやドガのやうに、この種の社会を庶民的テーマとして引き下げる力があれば面白いが、芝居道の肯定者らしい態度が妙に美しいものより描けてゐない。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
私もこれをまねてみるが到底木村荘八には及ばぬ、読者諸君|若し昔のこの見世物を覚えていてなつかしいと思ったら本郷森川町を訪問し給え。
岸田劉生 新古細句銀座通 青空文庫
杉本中佐遺稿の「大義」山岡荘八君著「軍神杉本中佐」江部鴨村著「維摩経新釈」、「名作文庫」、「芭蕉の俳句評註」。
海野十三 海野十三敗戦日記 青空文庫
木村荘八、中川一政、石井鶴三、梅原龍三郎の諸氏の画境について、実に何とも云えぬ印象をうけて来ました。
一九三八年(昭和十三年) 獄中への手紙 青空文庫
四月二十七日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(木村荘八筆「庭樹」の絵はがき)〕 四月二十七日、只今丹前を送り出します。
一九四〇年(昭和十五年) 獄中への手紙 青空文庫
荘八は荷風の「※東綺譚」あたりからこういう線をもって来て居ります。
一九四〇年(昭和十五年) 獄中への手紙 青空文庫
(『文芸』はうちへかして頂きましょうね)しかし、あの插画の木村荘八亜流をみて、歴史(明治初期)という空気が、ああいうアトモスフィアで好事的にランプ的に見られているのは不十分であり、それは変りにくいということを感じます。
一九四三年(昭和十八年) 獄中への手紙 青空文庫
荘八の助六が後向いてやーと傘をさし上げたところの絵がある。
一九三〇年(昭和五年) 日記 青空文庫