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倹しい

つましい
形容詞
1
標準
thrifty
文例 · 用例
客が一人きたときは彼はわたしの倹しい食事をともにしたが、話しながら即席のプッディングをかきまぜたり、灰のなかでパンのかたまりがふくれて焼けていくのを見まもったりするのはすこしも会話のさまたげにはならなかった。
WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 森の生活――ウォールデン―― 青空文庫
こうした事情をおせんが知ったのはずっとのちのことである、勘さん夫婦はごくしまった性分らしく、家で米を買っていながら施粥は施粥でちゃんと貰うし、おもても飾らず物の使いぶりも倹しい、商売が忙しくなっても人を雇うようすはなかった。
山本周五郎 柳橋物語 青空文庫
小さい、つつましい家庭にこそ仕合せがありますよ。
太宰治 弱者の糧 青空文庫
父の長い留守の間に祖母と母と三人きりで割合に広い屋敷の中でのつつましい生活は子供心にもかなり淋しいものであったに相違ないので、この広くて淋しい家と、重兵衛さんの狭くて賑やかな家との対照が幼い頭に何かしら深い印象を刻んだのではないかと想像される。
寺田寅彦 重兵衛さんの一家 青空文庫
ただ科学の野辺に漂浪して名もない一輪の花を摘んではそのつつましい花冠の中に秘められた喜びを味わうために生涯を徒費しても惜しいと思わないような「遊蕩児」のために、この取止めもない想い出話が一つの道しるべともなれば仕合せである。
寺田寅彦 科学に志す人へ 青空文庫
時々は家族連れの客も来ていたが、みんなつつましい、静かな人達のようであった。
寺田寅彦 雑記(2) 青空文庫
あっちにもこっちにも子供が瓜に飛びついたときのようなよろこびの声や何とも云いようない深いつつましいためいきの音ばかりきこえました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
その少女はつつましい微笑を泛べて彼の座席の前で釣革に下がっていた。
梶井基次郎 冬の日 青空文庫
作例 · 標準
彼女は倹しい生活を送っているが、心は豊かだ。
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質素で倹しい暮らしの中にも、ささやかな幸せを見つけることができる。
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倹しい食生活を心がけることで、健康的な体を手に入れた。
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倹しい(つましい) — 幻辞.com