径百
けいひゃく
名詞
標準
文例 · 用例
直径百メートルもあるかと思う円周の上を走って行くその円の中心と思う辺りを注意して見るとなるほどそこに一羽の鳥が蹲っている。
— 寺田寅彦 『鴫突き』 青空文庫
しかし実際は二億二千八百万キロメートルの距離にある直径百四十万キロメートルの火の玉である。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
そうして敵艦隊に戦闘をさせておいて、一方わが飛行島戦隊は、戦闘地域の隙を狙って、東径百四十度の線――というと、だいたい硫黄列島とラサ島との中間だが、そこを狙って北上するんだ。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
直径百四十尺、深さ三十五尺のグロテスクな大きな穴で、夏も氷が張りつめ、涼風が腋下を掠める。
— 菊池幽芳 『雲仙岳』 青空文庫
すなわち直径百分の二|粍くらいの円形部分がひずんで、その面積で卵をささえていることになる。
— 中谷宇吉郎 『立春の卵』 青空文庫
すなわち卵の表面の凸部と板とが、直径百分の一|乃至二粍くらいの円で接し、そういう接点が、十分の八粍くらいの距離で、三点あるいは四点あって、卵をささえているのである。
— 中谷宇吉郎 『立春の卵』 青空文庫
この水滴は大体直径百分の三ミリ程度のものであって、普通の雨雲の粒子と同程度の大きさのものである。
— 中谷宇吉郎 『粉雪』 青空文庫
大きさはいろいろあって、直径百分の一ミリから十分の三ミリくらいまである。
— 中谷宇吉郎 『黒い月の世界』 青空文庫