将又
はたまた
接続詞
標準
or
文例 · 用例
真耶、偽耶、太祖の失か、失にあらざるか、斉泰の為か、為にあらざる耶、将又斉泰、遺詔に托して諸王の入京会葬を遏めざる能わざるの勢の存せしか、非|耶。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
天意か、人望か、数か、勢か、将又理の応に然るべきものあるか。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
寂心は飾り気の無い此の御房の打明話には、ハタと行詰らされて、優しい自分の性質から、将又智略を以て事に処することを卑しみ、覇気を消尽するのを以て可なりとしているような日頃の修行の心掛から、却ってタジタジとなって押返されたことだったろう。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
然し我々が「淋しい」と感ずる時に、「あゝ淋しい」と感ずるであらうか、将又「あな淋し」と感ずるであらうか。
— 石川啄木 『弓町より』 青空文庫
この訊問こそ支倉の万策尽きた今日、残された唯一の頼みの綱で、冤枉八年の叫び空しきか、将又空しからざるか正々この一挙で決するのだ。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
岩田氏は、長く仏国にあつて演劇の研究に没頭し、将来舞台監督として、将又装置家として、わが劇壇にその手腕を示すであらう一個の得難き才能である。
— 岸田國士 『新劇運動の二つの道』 青空文庫
併しながら、これが如何なる純粋な心情の上になされたにせよ将又最も精神的な友誼にせよ、これは一つの姦淫であることは疑へない。
— 坂口安吾 『姦淫に寄す』 青空文庫
私の方でも、男の短刀を逃げてゐるのか将又切支丹|伴天連仕込みの妖術まがひの愁ひの類ひを逃げてゐるのか恂にハッキリしてゐないが、これもつきあひの美徳であらう、これは一人で然し相当に血相も変え転々宿をうつしてゐた。
— 坂口安吾 『をみな』 青空文庫
作例 · 標準
彼は詩人か、将又(はたまた)哲学者か、どちらとも言えない人物だ。
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雨が降るかもしれない。将又(はたまた)晴れるかもしれない。
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この仕事は、君のキャリアにとって大きなチャンスだ。将又(はたまた)試練となるかもしれない。
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