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オウル

オウル異読 オウロ
名詞
1
標準
coins (suit)
文例 · 用例
糸織の衿懸けたる小袖に納戸小紋の縮緬の羽織着て、七糸と黒繻子との昼夜帯して、華美なるシオウルを携へ、髪など撫付けしと覚く、面も見違ふやうに軽く粧ひて、「大変失礼を致しました。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
満枝は打背けたる顔の半をシオウルの端に包みて、握れる手をば弥よ固く緊めたり。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
私が、その家を出て、この村に移つた時には、二つとも私の書斎に永い間壁飾りとなつて懸つてゐたアメリカ・インヂアンのガウンと一対の錆びたフエンシング・スオウルドだけが私の所持品だつたのである。
牧野信一 歌へる日まで 青空文庫
そして二人は同時に私を指差し、「あなたの書斎の壁に懸つてゐる二つのフエンシング・スオウルドが僕等の主張に黒白をつけて呉れるでせう。
牧野信一 歌へる日まで 青空文庫
以前|仏蘭西の大統領官舎でフエリツクス・フオウルからルウベエ、フワリエエルと三代の大統領に料理番を勤めた男があつて、ある時こんな事を言つてゐた。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
「フオウルは仲々の料理通で牡蠣や蟹が大の好物で葡萄酒も本場の飛切りといふ奴しか口にしなかつた。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
」 成る程学校の建物は、校長が火を気遣ふやうに粗末な木普請で、そこらの柱などは僂麻質斯でも患つてゐるらしく、イヒチオウルのやうな茶色の薬で塗りくつてあつた。
大正七(一九一八)年 茶話 青空文庫
ちなみに私たちは、大型スウツケイス二個、帽子箱一個、グリップ一個、小鞄二個、ホウルド・オウル一個、ケインサック一個、シネ・コダック及附属品一個、これだけ持ち込んで超過二|磅五|志九|片を払った。
虹を渡る日 踊る地平線 青空文庫
作例 · 標準
例句