田舎娘
いなかむすめ
名詞
標準
country girl
文例 · 用例
田舎娘は矢張り田舎娘だとさえも思ってはいないようだ。
— 有島武郎 『フランセスの顔』 青空文庫
冴子は田舎娘に扮して、絣の着物の裾から白い脛を出していた。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
実に類型的な田舎娘の扮装だったが、冴子はどうみても田舎娘になり切れなかった。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
しかし、その女優たちは舞台へ出ているのか、暖簾をあげて覗くと、鏡台――といっても、棚の上にのせられるような小型の鏡だが――の前に、冴子ひとり田舎娘の扮装のまましょぼんと坐ってるだけだった。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
私もところ/″\の草を取つた、たまさかお化粧した田舎娘の顔のやうにまだら/\だ!
— 山口 『行乞記』 青空文庫
それで、「へへん」と田舎娘のような笑い方をして、まじまじむす子を見入っていると、むす子は眼を外らし、唇の笑いを歯で噛んでいった。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
ジャネットは全くみなし児の田舎娘として年頃近くまでロアール地方で育ったのであった。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
自分でも意識し尽せぬ深い天然の力が、白痴であれ、田舎娘であれ、女に埋蔵されてゐて、強い情熱の鈎にかゝるときに等しくそれが牽き出される。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は都会から来た人ではなく、純粋な田舎娘だった。
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絵本に出てくるような、健気な田舎娘のイメージ。
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村のお祭りで、艶やかな着物姿の田舎娘たちが踊っていた。
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都会の生活に憧れる田舎娘の物語。
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