七大寺
しちだいじ
名詞
標準
the seven great temples of Nara (Daian-ji, Gango-ji, Horyu-ji, Kofuku-ji, Saidai-ji, Todai-ji, Yakushi-ji)
文例 · 用例
されど堂々たる南都七大寺の隨一たる東大寺の境内、叢芳賞心の種とならんは、盛衰の感あはれならざらんや。
— 内藤湖南 『寧樂』 青空文庫
古人の奈良四季の句を挙ぐれば奈良阪や畑打つ山の八重桜 旦藁蚊帳を出て奈良を立ち行く若葉かな 蕪村菊の香や奈良には古き仏たち 芭蕉奈良|七夜ふるや時雨の七大寺 樗堂 の如し。
— 正岡子規 『俳諧大要』 青空文庫
「法隆寺大鏡」「七大寺大鏡」「日本国宝全集」を始めとして集められるだけの文献を集めてゐる。
— 土田杏村 『私の書斎』 青空文庫
十二月の二十日過ぎに中宮が宮中から退出しておいでになって、六条院の四十歳の残りの日のための祈祷に、奈良の七大寺へ布四千反を頒ってお納めになった。
— 若菜(上) 『源氏物語』 青空文庫
大和猿楽も春日につき、興福寺・七大寺に関係し、さらに諸国をまはります。
— 折口信夫 『無頼の徒の芸術』 青空文庫
とりわけ聖徳太子が現れるや、隋へ大使や学問僧を送って文物をとりよせ、憲法をつくり、十二階を定め、七大寺をたて、仏典を講じ、今日と同じように文字とともに生活する文化生活が起ったのである。
— 飛鳥の幻――吉野・大和の巻―― 『安吾の新日本地理』 青空文庫
『七大寺巡礼記』には、この八部衆はもと額田部寺の像であって西金堂に移した後毎年寺中に闕乱のことがあるため長承(崇徳)年中に本寺へ帰したはずだが、今ここにあるのは不思議だとある。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
――『七大寺巡礼記』は化人の説をあげている。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
作例 · 標準
奈良の七大寺を巡る修学旅行で、生徒たちは巨大な大仏の迫力に圧倒されていた。
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七大寺の一つである法隆寺の五重塔は、世界最古の木造建築として今も威厳を保っている。
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彼は休日を利用して、七大寺に伝わる国宝の数々をじっくりと見て回るのが趣味だ。
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