采配を振る
さいはいをふる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to lead
文例 · 用例
米良は沈黙のうちに人間の傾斜しすぎた賭博心と、彼のしどろもどろの現状が今なお正装した外観のなかに采配を振るのを感じた。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
日本では、まあ必要があれば采配を振るのです。
— 石原莞爾 『最終戦争論』 青空文庫
その男も今は旦那が死んで、堅いのを見込まれて、婿養子として迹へ据わって、采配を振るっているという訳で、ちょっと悪くないから私もその気で、再び縒りが戻ったんですの。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
直樹の父親の旦那は、伝馬町の「大将」と言って、紺暖簾の影で采配を振るような人であったが、その「大将」が自然と実の旦那でもあった。
— 島崎藤村 『家(上巻)』 青空文庫
」 翌日はさっそく母屋の屋根のペンキ塗りや、壁のお化粧がはじまって、オーレンカは両手を腰に肘を張って、庭をあちこち歩きながら采配を振るっていた。
— DUSHECHKA 『可愛い女』 青空文庫
」まるで知らない為事で、采配を振るのだから。
— FAUST. EINE TRAGODIE 『ファウスト』 青空文庫
女房のお元は先代八郎兵衞の遠い血筋で、これはやゝ蒼白い神經質な大年増ですが、充分の才智と、刻薄な性格の持主で、店子や借地人からは評判が宜しくない方、一部では亭主の勝藏を引き摺り廻して、此内儀が老木屋の采配を振るつて居るのだといふ噂もあります。
— 凧糸の謎 『錢形平次捕物控』 青空文庫
台所や貯蔵室で采配を振る。
— TRISTAN 『トリスタン』 青空文庫
作例 · 標準
彼はチームの采配を振るい、見事に勝利を収めた。
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新任の部長は早速、部署の采配を振るい始めた。
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試合の流れを読み、適切な采配を振るうことが監督の役割だ。
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