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身を沈める

みをしずめる
表現動詞-一段
1
標準
to sink (into one's seat, etc.)
文例 · 用例
自分が追い立てるようにして越前屋へ出してやった亭主の藤吉が、どうして再び江戸川の方角へ迷って行って、そこに身を沈めるようになったのか。
むらさき鯉 半七捕物帳 青空文庫
……桔梗ヶ池へ身を沈める……こ、こ、この婆め、沙汰の限りな、桔梗ヶ池へ沈めますものか、身投げをしようとしたら、池が投げ出しましょう。
泉鏡花 眉かくしの霊 青空文庫
夫のためには遊里へ身を沈める慣いさえございます。
岡本かの子 青空文庫
彼はじつと身を沈めるやうにして女の顏を見詰めてゐた。
横光利一 蛾はどこにでもゐる 青空文庫
いつもの癖で、椅子の中に深く身を沈めると、中禿の頭を撫で上げながら、自慢の長い鬚を自烈度そうにヒネリ上げヒネリ下した。
夢野久作 骸骨の黒穂 青空文庫
例之、芝居がゝりの雨乞に失敗して、恥辱に堪へられず身を沈めるところ、其處には傲れる者の一朝にしていたましく傷ついた姿が殘酷ともいふ可き程鮮かに浮び出してゐる。
泉鏡花先生と里見※さん 貝殼追放 青空文庫
一四 雪之丞は、平馬が、荒々しい上段に刀を振りかぶったのを見ると、スッと、横にはずして、うしろを田圃に、もう一人の敵を用心しながら、身を沈めるように、懐剣をぴたりとつけた。
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
卑近な例をとればラグビーの両軍に展開する黙々たる力学的秩序、その燃ゆる力学、そこにわく身を沈めるような組織感は、単にそれを悚撃を求めて、と評する以上の、組織力への新しい渇望が湧きあがってくる。
中井正一 近代美の研究 青空文庫
作例 · 標準
疲労困憊の彼は、ソファにどっと身を沈めて動こうとしなかった。
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ゆっくりと椅子に身を沈め、静かに本を読み始めた。
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熱い温泉に身を沈めると、一日の疲れが癒やされていくのを感じた。
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2
標準
to leap to one's death (by drowning)
作例 · 標準
絶望した彼女は、冷たい海に身を沈める寸前で救助された。
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悲劇のヒロインは、愛する人の後を追って湖に身を沈めた
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故郷の川で身を沈める覚悟を決めたが、寸前で思いとどまった。
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3
標準
to be reduced to (esp. working as a prostitute)
作例 · 標準
貧しさのため、彼女はやむなく水商売に身を沈めることになった。
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一度道を踏み外すと、ずるずると悪い世界に身を沈めることがある。
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彼は詐欺師の甘い言葉に誘われ、やがて闇社会に身を沈めていった。
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身を沈める(みをしずめる) — 幻辞.com