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名詞
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標準
文例 · 用例
かつて、彼の叔父に、ある芸人があったが、六十七歳にして、若いものと一所に四国に遊んで、負けない気で、鉄ヶ峰へ押昇って、煩って、どっと寝た。
泉鏡花 開扉一妖帖 青空文庫
聞いてさえ恐れをなすのに――ここも一種の鉄ヶ峰である。
泉鏡花 開扉一妖帖 青空文庫
叔父の鉄ヶ峰ではない。
泉鏡花 開扉一妖帖 青空文庫
」 鉄ヶ峰では分るまい……「身延山の石段で、行倒れになったようなんです。
泉鏡花 開扉一妖帖 青空文庫
仙人が軍鶏の蹴合いを見るような顔をして平気で聞いている。
夏目漱石 吾輩は猫である 青空文庫
沙を運ぶ者は、笊に容れてで担い、礁の破片を運ぶ者は、大きな簣に容れて二人で差し担って往くのであった。
田中貢太郎 海神に祈る 青空文庫
そして、其の大きな男の後にもで差し担った簣が来ていたが、それにも人夫の一人が頭と一方の足端を衣片でぐるぐる巻きにして仰臥に寝かされていた。
田中貢太郎 海神に祈る 青空文庫
「ありゃあ、嫁の声じゃ、畜生、源吉は家におれ、外へ出ちゃいかんぞ」 為作はそう云い云い起ちあがるなり土間へおりて、壁へ立てかけてあったを持って戸外へ出た。
田中貢太郎 放生津物語 青空文庫