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新詩

しんし
名詞
1
標準
文例 · 用例
例えば万葉集に於て試みられた五七調の長歌――それは多分支那の定形律から暗示されて創形した――は、一時短歌と並んで流行し、丁度明治の新体詩の如く、大いにハイカラな新詩形として行われたが、その後いくばくもなく廃ってしまった。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
かくて現在する新詩壇は、あらゆるすべての詩人が――貴族派に属するものも、平民派に属するものも、抒情詩的の詩人も、叙事詩的の詩人も、形式主義の詩人も、自由主義の詩人も、高蹈派系の詩人も、象徴派系の詩人も――すべて一切が皆、悉く無差別に自由詩を作っている。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
自由詩以外の、いかなる新詩形も日本には有り得ないのだ。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
しかも今日の日本では、僕らのいわゆる詩人(新詩人)が、他の伝統詩の歌人や俳人に比して、比較的に自由な新しい鑑賞眼を所有している。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
ここで特に「主観的」と言ったのは、新詩人としての僕の見方が、一般俳壇人のそれに比して、多少新しく変ったところがあるかも知れないと思ったからだ。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
しかもこれが百数十年も昔、江戸時代の俳人与謝蕪村によって試作された新詩体の一節であることは、今日僕らにとって異常な興味を感じさせる。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
子供のうちから歌や文章を好んで居た私を、やはり文学者として立つつもりで高等学校に居た兄が、新詩社の與謝野晶子夫人の処へつれて行つて呉れました。
断片三種 処女時代の追憶 青空文庫
その頃新詩社からは今の明星の前身のやはり明星といふ大な詩歌雑誌が出て居ました。
断片三種 処女時代の追憶 青空文庫