花気
かき
名詞頻度ランク #8992 · 青空 0 例
標準
fragrance of flowers
文例 · 用例
「罌粟の花やわ」「悦子その花気味悪いわ」「何で」「悦子それ見てたら、その花の中へ吸い込まれそうな気イするねん」「ほんに。
— 上巻 『細雪』 青空文庫
我等利根川の岸邊に立てば、さらさらと洋紙は水にすべり落ち、いろあかき魚のひとむれ、しねりつつ友が手に泳ぐを見たり。
— 萩原朔太郎 『利根川の岸邊より』 青空文庫
しかも遂に何物も、何物の自由も自分には絶望であつたといふことを、悲しい沈鬱の語氣を以てかき口説いた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
講談社がキングという雑誌を復活させたという新聞広告を見て、私は列国の教養人に対し、冷汗をかきました。
— 太宰治 『返事』 青空文庫
れいの画かきさ」 佐竹と私とは苦笑しながら軽く目礼を交した。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
ストーブに靴をのつけて、ガシガシと泥をかき落した。
— 中原中也 『分らないもの』 青空文庫
凧のかげ夕方かけて読書かな夕立やかみなり走る隣ぐに沓かけや秋日にのびる馬の顔鯛の骨たたみにひらふ夜寒かな秋ふかき時計きざめり草の庵石垣に冬すみれ匂ひ別れけり 彼の俳句の風貌は、彼の人物と同じく粗剛で、田舎の手織木綿のやうに、極めて手触りがあらくゴツゴツしてゐる。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
宇宙万象の秋、人の心に食い込む秋思の傷みを咏じ尽して遺憾なく、かの芭蕉の名句「秋ふかき隣は何をする人ぞ」と双壁し、蕪村俳句中の一名句である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
作例 · 標準
春の風に乗って、ふわりと甘い花気が漂ってきた。
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公園のベンチに座っていると、満開の桜の花気が心地よい。
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わあ、このお花の香りはなんて癒されるんだろう!まるで花の気そのものだね。
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