竹竿
たけざお
名詞
標準
bamboo pole
文例 · 用例
天井から竹竿で突張った鉋のようなものでごしりごしりと刻んでいるのが往来から見えていた。
— 寺田寅彦 『喫煙四十年』 青空文庫
アカシヤの樹の下には、カギをつけた長い竹竿で、子供達が、白い藤のような花を薄暗い街燈にすかして、もぎ取ろうと肩が凝るほど首を上に向けきっていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
鉄工所の人は小さなランチへ波の凌ぎに長い竹竿を用意して荒天のなかを救助に向かった。
— 梶井基次郎 『海 断片』 青空文庫
秋の赤蜻蛉、これがまた実におびただしいもので、秋晴の日には小さい竹竿を持って往来に出ると、北の方から無数の赤蜻蛉がいわゆる雲霞の如くに飛んで来る。
— 岡本綺堂 『思い出草』 青空文庫
瓦屋根の下の壁に切ってある横窓からはこどもの着ものなど、竹竿で干し出されているのをときどき見受ける。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
又某時、庭の方でがらがらと云うような大きな音がしたので、見ると庭の片隅に立てかけてあった竹竿が二本、人の歩くように並んでのそりのそりと歩いていた。
— 田中貢太郎 『唖の妖女』 青空文庫
と、竹竿の一つはその浴衣を著、一つは洋傘をさして歩いた。
— 田中貢太郎 『唖の妖女』 青空文庫
箱を流しに往った者は、忌いましいので竹竿で突いて流そうとしたが、突いた時はすこし流れるが、直ぐ又元の処へ戻って来た。
— 田中貢太郎 『偶人物語』 青空文庫
作例 · 標準
釣りをするために、父は立派な竹竿を準備した。
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その庭園では、風鈴を吊るすのに長い竹竿が使われていた。
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子供たちは、竹竿を使って水切り遊びをしていた。
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