秀美
しゅうび
形容動詞
標準
文例 · 用例
此地眺望最も秀美、東は滄海漫々として、旭日の房総の山に掛るあり、南は玉川混々として清流の富峰の雪に映ずるあり、西は海老取川を隔て云々、大層賞めて書いてある。
— 江見水蔭 『悪因縁の怨』 青空文庫
いくら見たくても、あればっかりは拝見が叶うまいと、閨秀美人と豪傑画家とが、しきりに歎息しているのを盗み聴いて、そうしてまたしても、むらむらと敵愾心が起って来た。
— 恐山の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
浦島は「姿容秀美風流無類」の男子なり。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
また明治四十三年(1910)博文館発行の妹尾|秀美、鐘ヶ江東作、東道太郎三氏の著『日本有用魚介藻類図説』によれば「みるの種類は総て四五月より七八月の頃採収し灰乾となして貯ふ、使用するに際し熱湯に投じて洗滌し吸物又は三杯酢となして食用に供す又採収したるものを淡水にて善く洗ひ晒白して貯蔵する事あり。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫