銃手
じゅうしゅ
名詞
標準
文例 · 用例
すべて化生の物は脇を打つべく銃手必死の場合には鉄丸を射つべしというた。
— 兎に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
一方志免警視の一隊もこの形勢を見るより一斉に二八六号室の窓口より乱入し、機関銃手二名を射殺し、残余の者を威嚇して手錠を受けしめ、転じて二八二号室の扉を背面より破壊し、猛烈に抵抗する二三の支那人を射たおしたるを以て浴室に逃げ込みたる残余の五六名は再び抵抗せず。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
新保宿にある武田の本営では入り口に柵を結いめぐらし、鎗大砲を備え、三百人の銃手がおのおの火繩を消し、一礼してこの甚七郎を迎え入れた。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
大詰の大戦争の駢馬三連車も人を驚かせるが、この踊り屋台然たる戦車の上に六人の銃手が銃口を揃えてるのは凄まじい。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
次の瞬間に、屋根裏の機関銃手も公衆電話室甲乙の黄外套も、それから又、同志帆立も、飛鳥の如く現場から逃げ去った。
— 海野十三 『間諜座事件』 青空文庫
それからまた、ドクトルの留守中に、突然何者とも知れぬ男の屍体が焼かれ、機関銃手がとびだしたりしたことに果してドクトルは無関係だったのだろうか。
— 海野十三 『蠅男』 青空文庫
凶暴な機関銃手があの蠅男だということに決まれば、彼は事件をもう一度始めから考え直さねばならないと思った。
— 海野十三 『蠅男』 青空文庫
自分は戦車の銃手はつとめましたが、飛行機の上の射撃はまだ教育をうけておりません。
— 海野十三 『地底戦車の怪人』 青空文庫