心をつかむ
こころをつかむ
動詞-五段-マ行表現
標準
to win over
文例 · 用例
又、誠実であるから、真直に物に触れ、物に感じ、物の核心をつかむことが出来るのである。
— 田山録弥 『小説新論』 青空文庫
金剛不壊なる中心をつかむことである。
— 田山録弥 『心理の縦断』 青空文庫
后でなくてもさうまで深く帝王の心をつかむことが出來る話などが出た時には、窕子は深く考へずにはゐられなかつた。
— 田山花袋 『道綱の母』 青空文庫
けれども、どういうのが国民文学であるかという点になって来ると、各人各説であって、ともかくそれは現実を超えた文学でなくてはなるまい、という説(青野氏)或は偽せものから本ものを見わける文学という論があり、或は万民の心をつかむ文学を、という要望も国民文学の声にこめられている。
— ――国民文学にふれて―― 『平坦ならぬ道』 青空文庫
だがアップルのもう一人の創業者であるスティーブン・ウォズニアックは、言葉の魔法で人々の心をつかむことには何の関心も持たなかった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
それからあの、開業医にはぜひとも必要だと云はれてゐる社交的な才能、お世辞を云つたり、砕けた気の置けない態度で抜かりなく会ふ人ごとの心をつかむ――「ふん」と、房一は独言のときに自然と目の前につくり上げるもう一人の自分に向つて冷笑してみせた。
— 田畑修一郎 『医師高間房一氏』 青空文庫
そこで文献を楯に取るといふ事は、それがよく行つて、つまり物の核心をつかむ為の方便とか、技巧とかいつたものにしかならない。
— 北大路魯山人 『「明の古染付」観』 青空文庫
この社会に、渇望をもって生きているということに関連して、都久井の話には伸子の心をつかむものがある。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
作例 · 標準
彼の誠実な語り口は、冷ややかだった聴衆の心を一気につかんだ。
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そのアイドルは、天真爛漫な笑顔で多くのファンの心をつかんで離さない。
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新製品の斬新なデザインが若者の心をつかみ、爆発的なヒットを記録した。
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