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あっと

あっと異読 アッと・アっと
副詞頻度ランク #16440 · 青空 215
1
標準
with a (cry of) "ah!"
文例 · 用例
新築の市役所の前に青年団と見える一隊が整列して、誰かが訓示でもしているらしかったが、やがて一同わあっと歓声を揚げてトラックに乗込み風のごとくどこかへ行ってしまった。
寺田寅彦 静岡地震被害見学記 青空文庫
すると空中にざあっと雨のやうな音がして何かまっくらなものがいくかたまりもいくかたまりも鉄砲丸のやうに川の向ふの方へ飛んで行くのでした。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
ジョバンニはなぜかさあっと胸が冷たくなったやうに思ひました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
すると、また隅々からわあっという歓声とも怒号とも分らぬ声が聞こえた。
寺田寅彦 議会の印象 青空文庫
鼎をかぶって失敗した仁和寺の法師の物語は傑作であるが、現今でも頭に合わぬイズムの鼎をかぶって踊って、見物人をあっと云わせたのはいいが、あとで困ったことになり、耳の鼻も※ぎ取られて「からき命まうけて久しく病みゐる」人はいくらでもある。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
「あんた、何でもあたしの方から仕向けなければ……狡いのか、意気地なしなのか、どっちなのよ」 小初の言葉のしんにはきりきり真面目さが透っていながら手つきはいくらかふざけたように、薫の背筋の溝に砂をさあっと入れる。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
木枯らしの吹くたそがれ時などに背中へ小さなふろしき包みなど背負ってとぼとぼ野道を歩いている姿を見ると、ひどく感傷的になってわあっと泣き出したいような気持ちになったものである。
寺田寅彦 ステッキ 青空文庫
その途端に、今まで暗かった水の上が急に明るくなって、なんだか知らねえが金のようにぴかぴかと光ったものがあるかと思うと、大きい魚が跳ねかえる音がして、為さんはあっという間もなしにすべり込んでしまったので、おれもびっくりして押えようとしたが、もういけねえ。
むらさき鯉 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
毎日、あっとについて考えています。
我が社のあっと戦略は重要です。
あっとの原理は複雑である。
あっとという言葉が頭から離れない。
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