心材
しんざい
名詞
標準
heartwood
文例 · 用例
その実験の中心材料となられた貴方と、あの六号室の令嬢と、それ等に関する書類、事務、その他の一切を私に委託されて……」「……そ……それでは……」 と云いさして私は口籠もった。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
帯は、コイペルのゴブランにして、西洋の香水は慎しんで、沈香の心材に筏を彫った帯止だけにしておく。
— 久生十蘭 『猪鹿蝶』 青空文庫
あの黄色い心材で着物を染めたものが、上つ方の着物となる黄櫨染であります。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
あの属のものはその心材が皆黄色だからどれを用いても宜いでしょうが、黄櫨染というのは日本のハゼを用いた。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
この黄櫨の黄はその樹の心材が黄色だからである。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
その心材が黄色なので黄心樹[牧野いう、我国の学者はよい加減な想像でこれをオガタマノキと誤認している]の一名がある。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
作例 · 標準
この家具は、耐久性に優れた樫の心材で作られている。
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木の幹の中心部分にある心材は、腐りにくい性質を持つ。
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伐採された木材の中から、良質な心材を選び出して加工する。
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