石亭
せきてい
名詞
標準
Sekitei (ryokan)
文例 · 用例
第三十四圖 木内石亭翁 もっともかように考へたのは日本ばかりでなく、西洋でも支那でも昔はみな同じように思つてゐたのでありました。
— 濱田青陵 『博物館』 青空文庫
中にも有名なのは、今から百年ばかり前に、近江に木内石亭といふ人で、これらの人達も多く集めてゐる間に、これは天狗の使つたものだとか神樣のものとかではなくて、人間が昔使用したものであらうと考へ出して來ました。
— 濱田青陵 『博物館』 青空文庫
枕上石亭画談を読む。
— 断膓亭日記巻之二大正七戊午年 『断腸亭日乗』 青空文庫
スパゲティを牛酪で炒めている最中で、こちらも火急の場合だったが、石亭先生の弱りかたがあまりひどいので、肉叉を持ったまま先生のほうへ近づいて行った。
— 久生十蘭 『犂氏の友情』 青空文庫
いくらなんでも、盗みを働くというのは困ります」 石亭先生は、ベイエの道徳社会学というしちめんどうな学問を専攻していられる。
— 久生十蘭 『犂氏の友情』 青空文庫
山川石亭先生は、一種熱烈な人格を持っていられるが、いかになんでもトタン囲いのバラックには住みかねたとみえ、乞食部落と巴里市とのちょうど境目のところにある「本郷バー」という、見るもいぶせき一品料理屋の二階に居をかまえた。
— 久生十蘭 『犂氏の友情』 青空文庫
猪首で猫背で、丸まっちい、子供のような顔をしたこの小男の石亭先生が、泥棒に尻を押されて、露台の窓から、不器用な恰好で這い込んでゆくようすときたら!
— 久生十蘭 『犂氏の友情』 青空文庫
……と、といったぐあいに、調子よくトントンと話が進んで、とうとう、さっき言ったような破目になってしまったんです」 この小心な石亭先生が、どんなようすで盗っとと渡り合ったか、どんな経緯で抜き差しならないことになったか、その辺のようすが眼に見えるようだ。
— 久生十蘭 『犂氏の友情』 青空文庫
作例 · 標準
創業百年の老舗旅館「石亭」で、四季折々の懐石料理を心ゆくまで味わう。
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石亭の離れにある露天風呂からは、ライトアップされた見事な庭園が一望できる。
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記念日の旅行として、奮発して石亭の最高級客室を予約した。
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