しゃなりしゃなり
しゃなりしゃなり
副詞-と副詞動詞-サ変
標準
gracefully
文例 · 用例
実に滑稽奇怪の形で、しゃなりしゃなりと歩いている。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
さて、そこへひとかど、もったいらしく気どって、魔法御殿のお役人や女官たちが、しゃなりしゃなり出て来ました。
— REJSEKAMMERATEN 『旅なかま』 青空文庫
しゃなりしゃなりと彼女の涼しげな姿が、彼の目の先を歩いて行ったが、どんな家へ入って行ったかは、よく見極められなかった。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
カラコロ、カラコロと例のおこぼをひきずって、大きい振袖でしゃなりしゃなりと歩いているその度ごとに帯が可憐に揺れる、あの情趣が京舞妓の全生命なんです。
— 上村松園 『絵筆に描き残す亡びゆく美しさ』 青空文庫
すると、前方から有閑婦人が頗る高貴な銀狐の毛皮を首にまきつけ、しゃなりしゃなりと漫歩してきた。
— 佐藤垢石 『たぬき汁』 青空文庫
そこへゆくと、狐のほうは、なんといっても役者が一枚上手で、角かくしをつけた花嫁姿になって加賀染の裲の褄をとってしゃなりしゃなりと出て来て踊ったりする。
— 久生十蘭 『生霊』 青空文庫
それもいいが、揚句に芝居の仙台様がお脳気を患いやしめえし、紫の鉢巻をダラリと垂らして、弟子の肩へ掴まって、しゃなりしゃなりと楽屋入りをしやがるたあ何てえチョボ一だ。
— 正岡容 『小説 圓朝』 青空文庫
それもいいが、あげくに芝居の仙台様が、お脳気を患いやあしめえし、紫の鉢巻をだらりとして、弟子の肩へつかまって、しゃなりしゃなりと楽屋入りをしやがるたあ、なんてえチョボ一だ。
— 正岡容 『圓朝花火』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は、優雅な着物姿で、しゃなりしゃなりと庭園を散策した。
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新体操の選手は、音楽に合わせてしゃなりしゃなりと軽やかにステップを踏んだ。
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「あら、お嬢様、しゃなりしゃなりとお歩きになって」と、侍女が恭しく言った。
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