十割
じゅうわり
名詞
標準
one hundred percent
文例 · 用例
十八 近年の統計によると警視庁管内における自殺者の数が著しく増加し、大正十一年と昭和八年とでは管内人口の増加が約六割であるのに対して自殺既遂者の数は二十割、未遂者の数は四十割に増加しているとの事である。
— 寺田寅彦 『藤棚の陰から』 青空文庫
そこへ行くと男の方は五割も十割も割がよい。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
ああ、なるほど、未だ十八、さよか」 勤務時間は午前九時から午後五時まで、月給は四十二円、賞与は年末に一回、月給の十割乃至十二割と決めたあと、社長は日本畳新聞社の業績に就いて喋ったが豹一はろくろく聴いていなかった。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
こんなのがお金に有り付いたら、二割や三割どころでない、十割以上も飲み喰いして足を出す輩である。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
「彼地の出来だと、同じ品で値段がざつと十割|方も張る事を御辛抱なさらなければなりません。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
上は黒雲海は晦冥も十割表現で之亦作者の特技の一つであらう。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
賃銀の三割や五割の増給を主とする要求は、たとい十割二十割の増給の要求であるにもせよ、それは労働者が資本主義の制度を承認して、その制度の中に瞞着されながら、現代における生活の必需品を最小限度に充用し得る程度の賃銀の支払を要求しているに過ぎないのです。
— 与謝野晶子 『階級闘争の彼方へ』 青空文庫
ポルトガル人は南蠻物及び唐物を我が國に輸入することによつて、少くとも十割の利益を擧げたといふ。
— 桑原隲藏 『東西交通史上より觀たる日本の開發』 青空文庫
作例 · 標準
「この株への投資は、十割の確率で利益が出ると確信しているが、リスクもゼロではない。」
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新しくオープンした定食屋のハンバーグは、牛肉十割のジューシーな味わいが自慢だ。
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彼は自分の非を十割認め、相手に対して誠心誠意の謝罪をすることを決意した。
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