縛り首
しばりくび
名詞
標準
(death by) hanging
文例 · 用例
が、上田の城内におとなしくいた筈の三好が何のためにのこのこ上田を発って来たのかと、その旨問うと、三好は言下に、「貴様を縛り首にする為だ」「えっ?
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
縛り首になってもだ。
— THE ADVENTURE OF THE SOLITARY CYCLIST 『自転車乗りの影』 青空文庫
そののちは今世紀最大の刑事裁判となるだろう、ゆうに四十を超える怪事件が解決され、全員が縛り首となる。
— THE FINAL PROBLEM 『最後の事件』 青空文庫
さればこそ、その子ゆえに、そちの命の長かるべきよう慈悲をたれて、縛り首打ち首にもすべきところを遠島に上申すると申すのじゃ。
— 卍のいれずみ 『右門捕物帖』 青空文庫
これが無礼と見られ遂に権兵衛は縛り首にされ、一族は山崎の屋敷で悲惨な最期をとげてしまった。
— 宮本百合子 『鴎外・芥川・菊池の歴史小説』 青空文庫
この甲州の掟として、無断に国土を離れた者は草を分けても詮索し縛り首に処すということは、彼といえども知っている筈だ。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
これはまったくの友情から君にいうんだがね――ここにいるのはみんな君の友達だからさ、そら、この閣下にしてからがそうなんだ――だからいうのだが、おれは君を縛り首にしてくれたいんだ、まったく縛り首によ!
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
「林右衛門めを縛り首にせい。
— 芥川龍之介 『忠義』 青空文庫