摂陽
せつよう
名詞
標準
文例 · 用例
本邦でも秀吉の馬塚(『摂陽群談』九)、吉宗の馬像(『甲子夜話』五一)、その他例多く、馬頭観音として祀ったのも少なからぬ。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
『摂陽群談』四、島下郡吹田村、涙池、土俗伝えていう。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
「演劇映画」は摂陽プラトン社から月刊された小山内薫監修の冊誌で、川口松太郎君その編輯に参与してゐた。
— 正岡容 『異版 浅草燈籠』 青空文庫
私は郷関を捨てゝより十年、今や摂陽の山河を第二の故郷と頼み、やがては浪華を墳墓の地と定めたい念願が切であるが、わが回想に浮かぶ若き日の大阪がいかになつかしいことぞ。
— 谷崎潤一郎 『青春物語』 青空文庫
『摂陽群談』巻十に曰う。
— 柳田国男 『山の人生』 青空文庫
(摂陽郡談八) 太閤様は思うことがなんでも叶った人だから、そういうこともあったか知れぬと、考えた者はずいぶんありました。
— 柳田國男 『日本の伝説』 青空文庫
同じ兵庫県でも、摂津の方からは、『摂陽雑記』とか何かが出ているから、播州からもこんなことが奇縁になって叢書でも出ることになれば、ひとり私だけの喜びではない。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫