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断らず

ことわらず
表現
1
標準
without permission
文例 · 用例
」 翌朝、役所へだけ届けをして、B夫婦には断らずに、海岸へたった。
――夫婦哲学―― 花嫁の訂正 青空文庫
快く頷いて、北陸地方を行脚の節はいつでも杖を休める香取屋といふのがある、旧は一軒の旅店であつたが、一人女の評判なのがなくなつてからは看板を外した、けれども昔から懇意な者は断らず留て、老人夫婦が内端に世話をして呉れる、宜しくば其へ。
泉鏡太郎 高野聖 青空文庫
神事能の時など楽屋内で神社からの振舞酒を飲んで大きな声を出す者なぞがあると、誰にも断らずにサッサと杖を突張って帰宅した。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
」新吉「うん」鶴三「だれにも断らずに、汽車に乗ったのか?
織田作之助 四つの都 青空文庫
時としては勝手に患者の耳や鼻を掃除したり洗ったり、甚しい時は私に断らずにモヒの注射、その他の鎮痛、麻酔手段を取った事が爾後の経過によって判明した事もあったが、しかし、それにしても患者の喜びは大したものであったらしい。
夢野久作 少女地獄 青空文庫
断らなくても好いような人にまで、何故彼は両国の附近から場末も場末も荏原郡に近い芝区の果のようなそんな遠く離れた町へわざわざ家を移したかということを断らずにはいられなかった。
島崎藤村 新生 青空文庫
しかしどちらも同様に尊敬するなどと云ふことは、――これは勿論|断らずとも、当然中村君も同感であらう。
芥川龍之介 解嘲 青空文庫
」と、素直に答えてくれたので、新蔵は電話を切るが早いか、心配そうな母親にもむずかしい顔を見せただけで、どこへ行くとも断らずに、ふいと店を飛び出しました。
芥川龍之介 妖婆 青空文庫
作例 · 標準
彼は私に断らず、勝手に私の本を読んでいた。
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私たちは断らずに他人の敷地に入るべきではない。
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彼女は断らずに、会社の備品を私的に使用していた。
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断らず(ことわらず) — 幻辞.com