参らせる
まいらせる
動詞-一段
標準
to beat
文例 · 用例
一座の長老勝家、先ず口を開いて、織田家の御世嗣には御利発の三七信孝殿を取立参らせるに如くはない、と云った。
— 菊池寛 『賤ヶ岳合戦』 青空文庫
「柴田殿の仰御尤のようではあるが、信孝殿御利発とは申せ、天下をお嗣参らせる事は如何であろう。
— 菊池寛 『賤ヶ岳合戦』 青空文庫
信長公の嫡孫三法師殿の在すからには、この君を立て参らせるのが、最も正当であると存ずるが、如何であろう」と。
— 菊池寛 『賤ヶ岳合戦』 青空文庫
『醒睡笑』二に、若衆あり、念者に向いて、今夜の夢に、鶏のひよこを一つ金にて作り、我に給いたるとみたと語ると、我も只今の夢にそのごとくなる物を参らせると、いやといってお返しあったと見た事よとある。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
「袴氏とやら、槍参らせる」さも愉快そうな声である。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
「どうしても僕はお前と口論は出来ない――お前は私を参らせるよ、兄弟。
— 宮本百合子 『マクシム・ゴーリキイの発展の特質』 青空文庫
そうして世子の気性としては、浜田藩主や小倉藩主の如く他へ落ち行くということは承知せられないから、仮令藩主だけは、いたわって落し参らせるとしても、世子や近習の者は本丸を守って、終にはここで一同枕を並べて死なねばならぬと思うと、今から何だか変な気になったことである。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
……そこで箭一本参らせる。
— 国枝史郎 『弓道中祖伝』 青空文庫
作例 · 標準
試合序盤から圧倒的な攻撃を仕掛け、一気に相手を参らせることに成功した。
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彼の並外れた実力の前に、これまで自信満々だったライバルたちもすっかり参らせられてしまった。
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完璧な論理で反論を組み立て、頑固な反対派をぐうの音も出ないほど参らせる。
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