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現ずる

げんずる
動詞-ずる変動詞-自動詞動詞-他動詞
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文例 · 用例
施行の食は彼の我に与うるによって彼の檀波羅密を成じ、我の彼に受けて酬いるに法を与うるを以てするの故に、我の檀波羅密を成じ、速疾得果の妙用を現ずるを観た。
幸田露伴 連環記 青空文庫
如何となれば材料實質が惡くて、結構も親切ならず、琢磨も行屆かぬものならば、誰しも之を取扱ふに愛惜の情も薄らぐで有らうし、物それ自身も、少々の撞突衝撃にあつても直に損ずるで有らうから、さういふ運命を現ずるも必然の勢である。
幸田露伴 努力論 青空文庫
張るとは漸々に無よりして有に之き、少よりして多に之く場合を言ふのであるから、假令微少づゝにせよ、精神の力の増加し行く場合は即ち張る氣の現ずるのである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
藝術の如きは、張る氣を以てこれに當りこれに當りする時は、終に一氣兩拆して、『澄む氣』を生じて、『濁る氣』を離れるに至り、全く塵俗の毀譽褒貶などを超脱し、又浮世の得失利害などを忘卻しきつた境界に立到るに及び、明らかに一進境を現ずるに至るのである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
其の書の説くところ如何をば詳らかにせずと雖も、蓋し望氣の術を傳へて、而して氣の形象を圖し、是の如く是の如きの氣を現ずるの軍は是の如く是の如しと指示したもので有らう。
幸田露伴 努力論 青空文庫
不善の行為は適ま不善の実象を現ずるに過ずして、心の上にあらはれたる一黒点に外ならず。
北村透谷 各人心宮内の秘宮 青空文庫
法皇の「基督共和國」(republica christiana)は神の國を目前に現ずるものと視られるのである。
森鴎外 古い手帳から 青空文庫
我はた惑ふ、地上の永滅は、力を仰ぐ有情の涙にぞ、仰ぐちからに不断の永生の流転現ずる尊ときひらめきか。
石川啄木 青空文庫
作例 · 標準
夜空に流れ星が現ずるのを見て、思わず願い事をした。
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突如として目の前に幽霊が現じ、肝を冷やした。
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その謎の現象は、毎晩決まった時刻に現ずるという。
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