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教課

きょうか
名詞
1
標準
文例 · 用例
演劇に関する知識は、主として名古屋へ移つてから得たのであるが、謡曲は父や兄が口ずさむので、多少耳に染みてゐた上に、八九歳の頃、教課の一部として、強迫的に課せられて、ほんの小謡ひの幾番と「猩々」、「橋弁慶」位ゐを習つた。
――明治四十五年六月『少年世界』の為に―― 十歳以前に読んだ本 青空文庫
夫故に子弟たち若い者を戒めて兎角に学校の教課書以外の書物を読んではならぬと厳重に叱りつけて、読書するのを酒を飲んだり女に耽つたりするのと同様の悪事と心得てる。
内田魯庵 家庭の読書室 青空文庫
然るに偶さか百冊に一冊か千冊に一冊かある悪書に恐れて、教課書以外の書物を読んではならぬなどゝいふは所謂羹に懲りて膾を吹くの類である。
内田魯庵 家庭の読書室 青空文庫
児童を教育するにつけても、学校を卒業させて月給に有附かせる外には望みは無いから、学校の教課書さへ読んでればいゝやうに思つてゐる。
内田魯庵 家庭の読書室 青空文庫
教課書以外の書物を読むのは試験の邪魔になると思つて厳ましく叱言を云ふ。
内田魯庵 家庭の読書室 青空文庫
が、試験は別問題だから差置くが、児童が教課書ばかり読んでゐても役に立たぬ。
内田魯庵 家庭の読書室 青空文庫
教課書以外の書物を読まなければ駄目だ。
内田魯庵 家庭の読書室 青空文庫
同じ学校の課目でも、教課書だけの知識では足らない。
内田魯庵 家庭の読書室 青空文庫