妄語
もうご異読 ぼうご
名詞
標準
falsehood (as one of the five sins in Buddhism)
文例 · 用例
門外漢の妄語として御聞き捨てを願います。
— 寺田寅彦 『御返事(石原純君へ)』 青空文庫
妄語びおろんの胴の空間孕める牝牛の蹄眞實なるものには、すべて或る一種の憂鬱がある。
— 山村暮鳥 『聖三稜玻璃』 青空文庫
『悪魔の腰掛け』だの、『髑髏』だの、『僧正の旅籠』だのというような、こんな妄語から、どうして意味をひっぱり出すことができるのかね?
— THE GOLD-BUG 『黄金虫』 青空文庫
聖賢何の求めるところあって、妄語・乱言をしようかと考え覚って、何はともあれ経典や手引書を学び味わって、我流に考える様なことをしないで、段々と手本を得てゆくべきなのである。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
それならば、ご心痛なさるのもごもっとも至極、よもや、今のそのお話、うそではござりますまいな」「もってのほかのこと、不妄語戒、犯すほどのばち当たりでござりましたら、蓮信、この紫数珠を身につけてはおられませぬ。
— 開運女人地蔵 『右門捕物帖』 青空文庫
一にも二にも異人を懼れて、外船と交易致さば神州を危うくするものじゃと愚かも甚しい妄語を吐きおるが、国が危ういと思わば内乱がましい内輪の争い控えたらよかろうぞ。
— 佐々木味津三 『老中の眼鏡』 青空文庫
隔離病舍に收容された晩などは知覺が朦朧になり、妄語まで言つた位。
— 石川啄木 『鳥影』 青空文庫
裏面から観察するとすれば酔漢の妄語のうちに身の毛もよだつほどの畏懼の念はあるはずだ。
— 夏目漱石 『趣味の遺伝』 青空文庫
作例 · 標準
仏教では、妄語は避けるべき行為の一つとされています。
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彼は妄語を反省し、真実を語るよう努めました。
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妄語をしないことは、誠実な生き方につながります。
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