心を躍らせる
こころをおどらせる
表現動詞-一段
標準
to get excited
文例 · 用例
楽しい空想ほど心を躍らせるものはありません。
— 牧野信一 『〔婦人手紙範例文〕』 青空文庫
われらが播種し、もしくは移植した艸木が、大地の生生の気に刺激せられ、化育せられて、艸は艸として、木は木としての生命の発展を遂げゆくのを見て、言語に言ひつくしがたい、甚深な感激と歓喜とに先づ心を躍らせる者は、誰よりも土に親しみ、手を汚してまでも種子を播いたもの、彼自らでなければならない。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
それは僕が始めて簡単な鉱石受信機を作って銚子の無線電信を受けた其の夜から、不思議に心を躍らせるようになった言わば一種の「萌え出でた恋」だったのです。
— 海野十三 『壊れたバリコン』 青空文庫
時として、低い雲が土手のように並んでいると、それが島影ではないかと思い、はっと心を躍らせるのであるが、その雲はすぐ海霧に閉ざされて、海も空も、夢の中の光のようにぼんやりとしてしまうのだった。
— 小栗虫太郎 『紅毛傾城』 青空文庫
でも、先生の業蹟が、人々の心を躍らせるのは、此根底にあるものゝ動きに由るのです。
— 折口信夫 『生活の古典化に努められた先生』 青空文庫
水と空とを包む神秘な光に心を躍らせる外、一向追憶めいた追憶にふけるわけでもなかつたのですから。
— 岸田國士 『海の誘惑』 青空文庫
自分が何事をなし得るかということは、つねに、小生の心を躍らせる疑問です。
— 岸田國士 『火の扉』 青空文庫
白雲といえども、こういうたぐいの品が、どのくらい、若い娘の心を躍らせるということを想像しないほどのぼんくらではない。
— 勿来の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
明日から始まる夏休みを前に、子供たちは期待に心を躍らせている。
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まだ見ぬ異国の地への旅行を計画しながら、彼は一人で心を躍らせていた。
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新しいプロジェクトのリーダーに抜擢され、不安はあるものの今は心を躍らせている。
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