足玉
たるたま
名詞
標準
文例 · 用例
『反玉足玉高代道反玉』とある――その中の高代の二字が、お母さまの瞳に映ったのですけど、文字力のない現在の十四郎には、それを高代と読む以外に術はなかったのです。
— 小栗虫太郎 『白蟻』 青空文庫
そうしてこれを隠語で記せば「並井足玉」となりますそうで」「ははあなるほど、そうであったか。
— 国枝史郎 『銅銭会事変』 青空文庫
この考を借用して敷衍すると、つるの名詞法がつら(列)、つれ(連)で、さゆの名詞法がさや(―に)(―か)で、ちるの将然からちら/\、ちら・つくなどのちらといふ体言が出、足玉も手玉もゆらになどのゆらはゆるの名詞法であることは疑もない。
— 折口信夫 『用言の発展』 青空文庫